ASUS ProArt PA32UCX-Pの美しさ

先日導入したASUS ProArt PA32UCX-P、写真では伝わりませんが、デスクトップの壁紙にしているスライドショーの美しさにハッとさせられることがよくあります。昔撮影した写真が美しくなって蘇るような感覚。

これには「直下型ミニLEDバックライト」による1152分割ローカルディミングが効いているのではないかと。つまり液晶を1152エリアに分割してミニLEDバックライトを制御することにより、極めて高いコントラスト比を実現するという仕組みです。実は同じ仕組みが、先日発表された新しいiPad Pro 12.9インチにも採用され、あちらは12.9インチにもかかわらず、2500エリアに分割して制御するという恐ろしい仕様です。


このモニターにしてから、モニターに表示する色空間をAdobe RGBに、写真編集(現像)ソフトの作業中色空間もAdobe RGBに、RAWをJPGに現像するときのアウトプットもAdobe RGBに統一しました。標準のsRGBとはかなり違います。MacのP3色空間と同等くらいでしょうか。


このモニターは、最大4系統を入力して、PnPやPbP表示ができます。そして、Logicoolのflowという機能を使えば、モニターに表示されたPC間を、特別な操作なしにマウスとキーボードが行き来することができ、ファイルの受け渡しもできます。複数のPCを同時に使う必要性があまり考えられないので私には無用の長物ですが、どうしてもWindowsとMacを同時に使わなければならない人なんかには良いかも知れません。 

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