写真印刷のワークフロー
一枚は河童橋の写真、もう一枚はその写真をCANONプレミアムファインアートラフ紙に印刷したものをさらにRICOH GRⅢで撮影したもの。画面ではわからないかも知れませんが、絵画のように印刷できる紙です。
空の部分を拡大すれば、この用紙のデコボコがよくわかります。
私の写真印刷のワークフローは、
①液晶モニターをあらかじめキャリブレーションしてある印刷用レタッチモードに変更(Adobe RGB / 5000k / 120nits)
②Lightroomで写真をレタッチ(基本は記憶色に近づける作業しかしません)
③LightroomからPhotoshopにファイルを受け渡す(RAW→TIFF)
④Photoshopのプラグインとして動作するCANON Professional Print & Layoutを起動して印刷
印刷のカラーマネジメントは難しくて私も完全に理解しているわけではないのですが、上記のやり方で、モニターで見る写真の色と、印刷した写真を自然光下で見る色とが、ほぼ違和感なく同じ色になります。つまり画面でうまくいっていれば印刷してもうまくいく。
私はやったことがありませんが、フィルムだとこの作業を暗室の中の物理作業としてやるわけで、モニター上でいくらでも調整できる今とは訳が違うでしょうから、本当に尊敬します。