RKi8400の変なリモート出力

  RKi8400のリモート出力は、IGN-ONで瞬時に立ち上がり、IGN-OFF時はすぐに切れずに、RKi8400が常時電源を使って「Good Bye」などとメッセージを出している間もずっと12Vを出し続け、RKi8400の電源が落ちた時点でやっと切れます。このリモートを普通にアンプに繋げば、IGN-ON時もIGN-OFF時もポップノイズが避けられません。特に、アンプが立ち上がった状態で先にRKi8400の電源が切れるIGN-OFF時のポップノイズは盛大です。 これを避けるために、アンプにはRKi8400のリモートの代わりにACC電源を接続し、IGN-ON時はリモート信号遅延ユニットを介して信号を遅延させることにより、RKi8400が立ち上がった後にアンプを立ち上げ、IGN-OFF時はRKi8400よりもACC電源の方が先に切れる(すなわちアンプの方が先に切れる)のでポップノイズを避けることができています。 しかしここで問題が。この接続方式だと、IGN-ON状態では常にアンプが稼働していて電源を切ることができません。無音にしてエンジン音を楽しみながら走りに集中したいときはRKi8400をPOWER-OFFするのですが、これに連動してアンプの電源が切れないのが気持ち悪いのです。 ということで考えたのが、RKi8400のお馬鹿さんリモート出力をリレーに入れて、RKi8400のリモートが出力されているときのみACC電源をアンプリモートに送り込むという方式。これならIGN-ON時の動作もIGN-OFF時の動作も、ACC電源を直接アンプリモートに接続する方式と変わりなく、更にRKi8400のリモート出力に連動したON/OFF機能を追加できることになります。 で、今日の昼休みにRKi8400のリモートがRKi8400のPOWER-OFFと連動して切れるかどうか確かめました。こんなことまで疑わなければならないのがちょっと悲しくはありますが。。。果たして。。。RKi8400をPOWER-OFFしても、リモート信号が切れませんでした(唯一、フロントパネルを外せばリモートも止まります)。どこまでアホやねん、このリモートは(爆) リレー利用計画、あえなく撃沈(^^;) さてこうなると、RKi8400のオンオフに連動する可能性のある信号線はスピーカーラインしかないわけですが、これとてRKi8400をPOWER-OFFしたときに全くの無信号になっているという保証はありません。もしスピーカーラインが信号線として使用可能な場合は、Braim's リモート信号出力ユニット HQC-10RMが使えるのですが、ちょっと冒険です。(これと同じものがIWANOFUさんのEosに仕込んであります) hqc_10rm.jpg ということで、残るは潔くスイッチで手動ON・OFFすること。しかし、純正スイッチ空きスペースは最早使い果たしています。何か目立たないスイッチはないものかと色々探していたら、こんなものを見つけました。 ステルス・タッチ スイッチ [CSW1] stealthtouch01.JPG このスイッチの良いところは、ダッシュボードなどの裏側に貼り付けて、表側からタッチして動作するところ。完全にスイッチを隠蔽することができます。しか~し、製造元に問い合わせてみたら、起動時はOFF固定、ON状態でIGN-OFFしても自動でOFFに戻ります。これはダメだ~と一瞬思ったのですが、冷静に考えてみたらEosもいきなり大音量で音楽が鳴り出してビックリ&近所迷惑にならないように、IGN-ON時は音を出さず、「W」スイッチ(シフト前5連スイッチの一番右側)を押して初めて音が出るようにしています。これはイケル!! 自分の頭を整理するためのエントリでした。