タイヤ性能チェック朝練

  タイヤを替えたので、久々に朝練に出かけました。 コースはいつもの通り、東名青葉~御殿場(右ルート経由)~富士スピードウェイ三国峠~山中湖~道志~相模原。今日は曇っていたせいか交通量も多くなく、タイヤ性能を存分にチェックすることができました。 まずは高速道。 結構なスピードまで試してみましたが、直進安定性がRE050Aに比べて格段に良く、ステアリングに添えておく手指の力がとても少なく済みます。静音性、良好な乗り心地と相俟って、高速道路を長距離走るような場面での疲れ方が違ってくる予感。とても楽チンです。高速レーンチェンジでのしっかり感もRE050Aに遜色なく、不快な揺り戻し等は皆無。唯一、大井松田~御殿場間右ルートでの高速コーナリングの際に、RE050Aに比べて少し腰砕け感がありましたが、それほど大きな差ではないと感じました。 次にワインディング。 富士スピードウェイ~山中湖、道志みちでチェック。遅い車に阻まれることもなく快走。正直、ワインディングでの走行性能はかなり差があるかなと思っていたのですが、良い意味で裏切られました。私程度の速度では、RE050Aとの差を感じ取ることはできません。そんなはずはあるまい、これはコンフォートタイヤだと言い聞かせ、頑張って神経を尖らせて差を感じようとしましたが、クイクイ曲がるし、踏ん張るし、RE050Aが鳴かない速度域では同じく鳴かないし、気持ちよいこと。むしろ軽快さはこちらの方が上。ものすごく静かにクイクイ曲がっていく感覚は、今まで味わったことのない変な感じです。 今日は富士山を拝むことはできず。山中湖は1.5度!! 2010040401.JPG2010040402.JPG この乗り心地なら、サスの減衰力を少し固くして大丈夫かもと、「道の駅どうし」で調整。というのも、現在のF12/R12に設定した当初は良かったのですが、その後どうも前輪・後輪のロールのズレが感じられ、これをどうにかしたいと思っていました。フロントのみ1段硬くし、F11/R12にしたところ、この前後のロールズレが気にならなくなってバッチリ。若干乗り心地は硬くなりましたが、気持ちよさを優先しました。 相模原まで下って見つけた小学校の桜並木にて。 2010040403.JPG 市街地、高速道路、ワインディングと走ってみて、ADVAN dBのアラを発見することができませんでした。今まで履いたタイヤの中で、間違いなく一番静かで、乗り心地と走行性能のバランスの良いタイヤです。サーキット走行が趣味でもない限り、この上の走行性能は必要ないのではと思います。燃費性能は、「できれば良くあってほしい」程度なので購入時はさほど気にしていませんでしたが、いざ目の前のMFDが良い数値を刻んでくれると、何か得した気分。転がり抵抗の軽減が、色んなところに効いている感じ。 さて、「スポーツタイヤ」「コンフォートタイヤ」「ECOタイヤ」「静音タイヤ」など、どうしてもメーカーはカテゴライズしたがるし、買う方もカテゴライズされていないと買いにくいというのがありますが、このADVAN dBをどれかのカテゴリーに入れるのは至難の業です。敢えて言うなら「スポーティーコンフォートECO静音タイヤ」(笑)それくらい、全ての性能が高次元でバランスしている、とても良いタイヤだと思います。少なくとも私が過去自分で使ったことのあるタイヤの中ではダントツ一番。 あとは、摩耗速度と摩耗したときの性能低下がどうか。ADVAN SPORTには摩耗が速かったような印象を持っていますので、このADVAN dBには、その印象を裏切ってほしいと思います。でも、この性能を維持するためなら、多少頻繁に交換するはめになっても良いかなと思ってしまうくらいお気に入り。 税込・送料込み21,100円(1輪)で買ったのですが、そのショップから商品が消えてしまいました。決算セールだったのか。。。。