YOKOHAMA ADVAN dB 装着

  ここのところ、乗り心地や走行音が懸案になっていたタイヤを本日交換しました。 装着したのは、YOKOHAMA ADVAN dB 235/45R17 94WADVAN dB(アドバン・デシベル)は、2009年7月に新発売されたときから、そのコンセプトがとても気になっていたのですが、EOSに適合するサイズがありませんでした。しかし、今年の2月に待望の235/45R17が登場。早速、サイトで安いところを探してゲットしました。 advandb01.JPGadvandb02.JPG ADVAN dBは、メーカーの説明によると、「優れた静粛性を備えながら、今のラグジュアリーにふさわしい運動性能と、なめらかでキレの良い乗心地を実現。安心感のある、しなやかな大人の走りを愉しめるタイヤ」だそうです。要は、従来「静か」で「乗り心地がよい」、でも「柔らかくて運動性能は落ちる」というカテゴリーにあった商品(DNA dB)に、ある程度の走りの要素を加味したタイヤと考えられます。これは、乗り心地と静音性が気になるが、運動性能があまり落ちては困るという、私のワガママな思いを満たしてくれる可能性があります。 こちらのインプレも後押ししてくれました。 http://homepage3.nifty.com/tiregardenhiro/top/tenjihin/inpure/avdb.html 早速、いつものタイヤ館に持ち込んで、組み付け、脱着してもらいます。「RE050Aは、まだバリ山なのにどうしたんですか~」などと言われましたが、私が頻繁にタイヤやホイールを換えるのを知っているので(全部ここに持ち込み)、それ以上のつっこみはありません(笑) タイヤ館はブリジストンの直営店ですが、ここは他社のタイヤでもイヤな顔一つせずに作業してくれるので助かります(ただし持ち込みの場合、工賃は高いです)。 advandb03.JPG 装着完了。17インチ純正タイヤのロードインデックスは97で、指定空気圧は250kpa(私のEOSの場合)ですが、今回のタイヤはエクストラロード仕様ではなく、LI=94なので、空気圧は230kpaくらいで良い計算になります。窒素で230kpaにしてもらいました。 advandb04.JPGadvandb05.JPGadvandb06.JPG さて、装着して20kmほどしか走っていませんが、劇的に変わりました(RE050Aとの比較です)。 ・タイヤノイズは劇的に少なくなりました。舗装の良い路面では無音(に感じる)で、荒れた路面でもノイズレベルがとても低くなっています。これが静音タイヤってヤツなんですね(初体験なので)って感じです。 ・乗り心地も劇的に良くなりました。衝撃の吸収性がとても良く、その時に発する音も小さいので、余計に乗り心地が良く感じます。ただしこれはあくまでRE050Aとの比較であって、ADVAN dB単体で見ると、決して柔らかいタイヤではありません。恐らくコンフォートタイヤからの乗り換えでは、硬いと感じる人もいるでしょう。S40が履いているPRIMACY HPよりは、ADVAN dBの方が硬いなという感じですが、205/55R16のPRIMACY HPと直接比較できるくらいの乗り心地ですから、235/45R17としてはとても立派な性能だと思います(恐らく同サイズではADVAN dBの圧勝)。 ・運動性能ですが、市街地しか走っていないので未知数です。ただし、その市街地では、RE050Aとの違いは感じ取れませんでした。コーナーをキュッと曲がったりしてみたのですが。これは高速&ワインディングを試してみてから評価したいと思います。 ・明らかに燃費が良くなっています。MFDに表示される燃費の数字が、RE050Aの時の数字のレベルと明らかに違うのです。いつもは9km行かない区間で、9km後半が簡単にでましたから、一桁%後半くらいの燃費改善があるかも知れません。そして、タイヤが軽いのか(事実軽いのですが)、ステアリングを切ったり、停車状態からのスタートが軽快なんです。車が軽くなったような感じがします。 ・安いです。4本で送料代引手数料込みで8万5千円でした。TOYOとさほど変わりません。 と、ベタ褒めです(笑)でもホントに今のところ全く欠点が見あたりません。このタイヤ、これから結構台風の目になるかもと、真剣に思います。