S40 デッドニング施工

  特注バッフルの到着を待つ間に、先にデッドニングを終わらせておきます。 まずはインナーパネルを外して。。。の予定だったのですが、S40はパワーウィンドウモーター(これはトルクス3本で外れる)のギアと噛み合っているウィンドウ側のギアユニットがインナーパネルに4本のリベットで留められていて、このリベットを破壊しないとインナーパネルを外せない(整備書がないので想像ですが)ことが判明。リベットを破壊するのは簡単ですが、もう一度留めるのが難しそうということで、インナーパネルを取り外す計画は中止。スピーカーのホールから結構なところまで手が届くので、インナーパネルを外さずにデッドニングすることにしました。このリベットを破壊しないとドア内のサービスができないということはあり得ないので、多分方法があるのでしょうが、面倒なことになってもイヤなので安全策をとります。 ドア内を丁寧に脱脂した後、スピーカー背後にダイナミックドレイン(高排水性吸音材)AT7570、アウターパネルに片側4枚のアウターパネル用制振材AT7560を貼り付けます。このスピーカー取付穴ですが、直径で140mmにちょっと欠ける感じです。FOCALの様に取付外径が140mmを超えるミッドバスを装着する際には、バッフルの形状を工夫するなどの注意が必要です。 s40deadening01.JPG インナーパネルにインナーパネル用制振材AT7550を貼り付けます。パワーウィンドウモーターも取り外して裏側まで貼り込んでいます。今回はaudio-techniaのAQUIET(アクワイエ)ドアチューニングキットAT7500小型車用を使用しましたが、フロントドア左右でインナーパネル用制振材が少し余るくらいでちょうど良い量でした。 s40seadening02.JPGs40deadening04.JPGs40deadening03.JPG あとは外した内張の要所要所にAT7500に同梱されているエプトシーラーを貼ったり、サウンドシーラントで所々固めたりして完了。今日は暖かくて、制振材をドライヤー等で暖める必要もなく、楽に作業ができました。あちこち叩いてみても、以前のような薄っぺらい音とは全然ちがって効果がありそうな音がします。あとは特注インナーバッフルを待つのみ。今回もサウンドウェーブメイワさんに純正スピーカーとJBL P662Sを送って、何回も電話で打ち合わせた上で製作しています。来週末にはスピーカーまで装着して完成かな。