GRⅢはスゴい
GRⅢ散歩
今まで数多くのコンデジ(LEICA,Panasonic,SONY,FUJIFILM etc.)を使ってきましたが、どうしてもフルサイズ一眼にはハッキリ見劣りしてしまうので記録用途にしか使えませんでした。(唯一LEICA Qを除く)
しかしこのGRⅢは違いますね~、一眼の代わりになるどころか超えているかも(^^;) もうこれでいい、というより、これがいい。
レンズの素性の良さをはっきり感じます。高解像なのにボケが非常に滑らかできれい。一眼用の単焦点レンズでも、これだけきれいなボケはなかなかありません。
撮影操作にもっさり感は皆無。取り出して電源を入れて0.8秒でスタンバイOK、液晶を見ながら構図を決めて、合焦位置にタッチ。
タッチ操作は、
・合焦点の指定のみ
・合焦点の指定+AF
・合焦点の指定+AF+撮影(タッチシャッター)
の3種類の設定がありますが、タッチシャッターに最もメリットを感じました。合焦点をタッチしてから指でシャッターを押す時間が無駄なのと、軽量ボディなのでシャッターを押し込む動作でブレが生じます。タッチからレリーズまでの時間はまさに一瞬で、タイムラグを感じることもありません。
私の設定は絞りのみマニュアル(Avモード)、あとは合焦点をタッチすると、その箇所の露出を測り、シャッタースピードとISO感度を決めてくれます。ISO感度はあまり上がらない傾向で、シャッタースピードをまず遅くするようです。LEICA M10-Rだったら手ブレ必至なスピードまでどんどん下がりますが、手ブレ補正が効いているので歩留まりは上々、気難しいところがありません。
スマホの台頭でコンデジが駆逐されつつありますが、それは中途半端なコンデジの話。このクラスのカメラとスマホの間には、深くて大きな溝があります。