LEICA APO-MACRO-ELMARIT-R 1:2.8/100mm 試写

「立体的」とか「うき上がるよう」に写るといいますが、要はピントが合っている部分の解像と、ピントが合っていない部分のボケのきれいさによって被写体が背景と分離されたときにそのように写るのだと思います。このレンズはまさにそれです。M10-Rに装着して手持ち撮影してみました。

なんでもないベランダのBSアンテナです。

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拡大すると受電部のプラスチックの梨地が非常に良く解像しています。

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手すりの金属のザラザラ感やサビ汚れも同様です。

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ボケはカクカクしたりグルグルしたりせず、トロッと溶けています。

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760gの重ささえ克服できれば常用したいレンズです。

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