フランス旅行のカメラ

9月のフランス旅のお伴には、ズミルクスf1.4 35mmと50mm、復刻版ズマロンf5.6 28mmの3本を持って行きました。

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まず50mmは旅には画角が狭すぎて出番なし。次に35mmは普通に使えます。そして復刻版ズマロン28mm、これが良すぎ。

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f5.6の小口径なのでボケとは縁遠いのですが、逆にそれが旅には良いです。また、このレンズには他のレンズにない味(うまい具合の周辺光量落ちを含めて)があり、迫り来るような描画力もあります。もちろん超軽量コンパクト(レンズフード不使用)なので機動性も高く、自ずとこのレンズを付けっぱなしになってしまいます。持って来るのはズマロン28mm一本だけで良いかもしれません。 絞りは5.6、8、11を使用。11だとほぼパンフォーカスです。白飛び、黒潰れだけに注意し、RAWのみで撮影。移動中にflashairがスマートフォンにRAWファイルを転送し、スマホLightroomAdobeカラープロファイルを自動適用、その後手動で補正しています(と言ってもほぼ「自動」ボタンを押すだけ)。 このレンズで感じたのは空の青と雲の白

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高い解像力、そして絞り解放で最短撮影距離近くにピントを合わせると、f5.6といえども軽い前ボケと後ろボケがとても良い味を出すこと。

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何より、軽い、薄い、被写体深度が深いのでピントがシビアじゃない、旅カメラに最適でした。f5.6では暗すぎるのではと思っていましたが、露出に神経を使うこともなく何も問題ありませんでした。