わが心のメンフィス

文字通り、わが「ソウル」シティ、テネシー州メンフィスにやってきました。

66489004_2323009731112807_445305877151350784_n.jpg

メンフィスのビールストリートにやってきました。

66521048_2323265537753893_7974061914118422528_n.jpg

サザンソウルの聖地、バンドはブルーズもやるソウルもやるの観光バンドですが、ここにいるだけで幸せ。観客が白人だけというのも象徴的(ビールストリートは元々黒人が唯一娯楽を許された場所でした)。

66487987_2323265444420569_3952641501812490240_n.jpg

学生の頃からの夢が30年越しに叶いました。オーティス・レディングやサム&デイブなど数々のソウルシンガーを排出したSTAXにやってきました(私の中では「参拝」という言葉がしっくり来ます)。

66312558_2324781607602286_5396022852849762304_n.jpg 67049386_2324781934268920_532678164925644800_n.jpg

ソウルは黒人音楽ではありますが、実は初期の頃(1960年代前半)から黒人と白人が一緒に作っていました(Booker T. & the M.G.'s)。

66432078_2324781804268933_2307612926581669888_n.jpg

北のソウルの中心がモータウン(デトロイト)、南の中心がここメンフィス、そしてメンフィスの中心がSTAXでした。

66449754_2324782064268907_8539334800601776128_n.jpg

現在、STAXの周辺は昼間でもちょっと一人で来るのを躊躇する雰囲気です。現在は、一度廃墟になったスタジオを再建して、STAX博物館になっています。ちなみに去年亡くなったアレサ・フランクリンの自宅もこの近くにあります。 STAXに続いてやって来た聖地は、1968年4月にマーチン・ルーサー・キング牧師が暗殺されたLorraine Motel (現在は公民権博物館)。

66263600_2324812890932491_4292970527049383936_n.jpg 66784862_2324813040932476_3000026427098660864_n.jpg

この暗殺は公民権運動だけでなく、黒人音楽にも多大な影響をもたらしました。

66704605_2324812790932501_1311240132350705664_n.jpg

前年の1967年にSTAXの屋台骨であったオーティス・レディングが飛行機事故で亡くなったこともあり、暗殺を境にソウルミュージックの隆盛は早くも下降し始めました。ブルーズとゴスペルからR&Bを経て生まれたソウルの黄金期は、たった10年足らずしかありません。その濃密な短さに惹かれます。

66275286_2324813100932470_4837755294249385984_n.jpg

メンフィス最後の夕食はメンフィス名物のバーベキュー

66347188_2324829354264178_4960653008875552768_n.jpg 66415837_2324829450930835_4651834664040792064_n.jpg

っていうかアメリカに来てからバーベキューしか食べていません(笑)

66281139_2324829524264161_3114601448587919360_n.jpg

ブッシュ大統領小泉首相を連れてきたお店だそうです。 実際に来てみると、メンフィスの中心部がいかにミシシッピー川に近いかがわかります。一説にはミシシッピー川ナイル川に見立ててメンフィスという地名が付いたそうです。市制200年ということで、アメリカ都市はまだまだ若いですね。

66631876_2325609537519493_3694662830889369600_n.jpg