CLIO RS 純正スイッチ流用作戦
CLIO RSには、スイッチが装着されていないスイッチ用スペースが2ヶ所あります。
一つはヘッドライトレベル調整やイルミネーションコントロールがある、この部分。ESPスイッチの隣が空いています。ハーネスは来ていません。
もう一つは、ちょっとわかりにくいのですが、ステアリング下のパネルにあります。こちらはハーネスも来ています。本来何のスイッチがつくのかちょっと気になります。
この2ヶ所のスイッチ用スペースに、新たに純正スイッチを装着し、それを後付け電装品の操作に流用しようというのが今回の試み。Eosでもやりました。
もちろん、電気の知識ゼロの私にそんなことができるはずがありません。Eosのスイッチ流用でもお世話になった、Eos仲間のkaishiさんに、ご無理を言ってお願いしました。kaishiさん、いつもありがとうございますm(_ _)m とても感謝しています。
まだ出来上がったスイッチを受け取っていないのですが、kaishiさんからスイッチの説明と写真を頂きましたので掲載します。流用するスイッチは、オートクルーズ&スピードリミッタースイッチとESPスイッチです。両方とも日本仕様のRSに装着されているので、普通にディーラーで購入可能。それぞれ、5千円~1万円未満だったと思います。なお、両方とも6ピンコネクタでA1~3、B1~3というピン番号がついています。
流用するスイッチ①
「オートクルーズ&スピードリミッタースイッチ」
サイドブレーキの横についているアレです。
A1 スイッチイルミLED+ (+12V)
A2 接点A
A3 接点B
B1 接点C
B2 スイッチイルミLED- (アース)
B3 N/A
スイッチ中央で導通無し。
スイッチ上で接点A(A2)-接点B(A3)がON。
スイッチ下で接点A(A2)-接点C(B1)がON。
このスイッチはポジションが3個あるのがミソ。既に装着済みのPIAA Three Stage HIDシステム(出力を25W、35W、45Wの3段階で任意に切り替えできるHID)の出力切替スイッチとして流用します。
あまりにダサいPIAAの切替スイッチを分解し、内部の回路はそのまま利用して、純正スイッチへのケーブルをハンダ付けして頂きました。
スイッチ裏側のピンは平型端子Sのメスがどんぴしゃで、ハンダ付け無しで結線できるそうです。ライト点灯時に光るように、イルミ電源も結線します。
流用するスイッチ②
「ESPスイッチ」
A1 スイッチイルミLED+ (+12V)
A2 スイッチイルミLED- (アース) 兼 接点A
A3 N/A
B1 接点B
B2 N/A
B3 N/A
スイッチ押下の間だけ接点A(A2)-接点B(B1)がON。
こちらのスイッチは、TOMTOMナビケースに収納したゴリラへの12V電源オンオフに流用します。ゴリラは唯一電源スイッチだけがハードキーで、本体上面にあるのですが、私のゴリラはケースに収納されているため電源スイッチを押すことができません。その代わりに、電源供給そのものを、このスイッチでオンオフしてやろうというわけです。
ただし、このスイッチは押している間だけ導通するタイプなので、押す度にオンオフが切り替わるようにするには、フリップフロップ回路が別途必要。しかし、このスイッチは、接点Aとイルミのアースが兼用になっている、いわゆるマイナス出力で、そのままでは事前に用意して頂いたエーモンの「フリップフロップリレー」(+12Vで切り替わるタイプ)が使えません。そこで同じエーモンの「出力変換ユニット」を組み合わせて、このスイッチでもエーモンの「フリップフロップリレー」を使えるようにして頂いたそうです。この辺りは私はわかりません(爆)
完成した両スイッチ
11日からのスピーカー交換入院から退院後に装着する予定です。