S40 2.0L パワーシフト登場

 

ちょっと古いネタではありますが、VOLVO S40/V50/C30兄弟に2.0Lパワーシフトが登場しました。パワーシフトとは、VWのDSGと同じくデュアルクラッチを使った機械式変速装置を自動制御するもので、VOLVOの場合、ゲトラグ製を使っています。欧州では以前から販売されていましたが、満を持して日本への投入です。

ph_s40.jpg

新ラインナップは下記の通り。

S40 2.0e Powershift 2,890,000円

S40 2.0e Aktiv  3,240,000円

日本には新登場の2.0L 4気筒エンジンは、145ps/18.9kgm 10・15モード 11.6km

なお従来のラインナップも併売されます。

S40 2.4 Aktiv 3,150,000円 2.4L 5気筒 140ps/22.4kgm 10・15モード 9.5km

S40 2.4i SE 3,700,000円 2.4L 5気筒 170ps/23.5kgm 10・15モード 9.5km

S40 T5 TE AWD 5,150,000円 2.4L 5気筒ターボ 230ps/32.6kgm 10・15モード 8.3km

価格帯から言って、私の愛する2.4 Aktivは在庫限りでしょうか(笑) 税金・燃費の面で、2.0eが有利ですね。しかし、負け犬の遠吠えですが(笑)、5気筒独特のスムーズな回転感、低回転からリニアに発生するフラットなトルク、コンベンショナルだがウルトラスムーズなアイシン製5速ATなど、2.4Lの優位性が更に高まるのではないかと予測しています。実用燃費も10・15モード燃費と同じか、それよりも良いくらいです。私なら予算に余裕があるなら2.4i SE、そうでないなら2.4 Aktivでしょうか。2.4 Aktivの、何も尖ったところのない超快適な乗り心地と、それに反する意外なコーナリング性能は、文句なしに密かな名車だと気に入っています。

でも、2.0eが売れるんだろうな。パワーシフト、一度試乗してみないと。