グランセニックのエンジンルーム

しばらくEOSばかり運転してグランセニックをたまに運転すると、その圧倒的な非力感を改めて感じてしまいますが、それでも全くイヤにならない不思議さというか、ホワ~ンとした感じを持っていますね、グランセニックは。 今日はエンジンルームの紹介です。 ボンネッドオープナーはフランス車の常で右ハンドルでも左側のまま(笑)

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リリースレバーはボンネットフードの隙間ではなく、こんなところにあります。まず取扱説明書なしに解除するのは不可能でしょう(笑)グリルの隙間からレバーを引くなんて。。。

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ミニバンなのでフロントウィンドウが前進している分エンジンルームの開口部は非常に狭いです。メンテするのが結構大変そうですね。自分ではしないので大丈夫ですが(笑)

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因みにエンジンは、ルノー車でお馴染みのF4型。  排気量 (L) 1,998cc  ボア X ストローク(mm) 82.7 X 93.0  最高出力(kW(PS) / rpm) 98(133)/5,500  最大トルク(N・m(kgm) / rpm) 191(19.5)/3,750 2リッターの極々普通のエンジンでパワーもトルクも月並みです。VWのTSIの様なエンジンが望まれますが、フランスではディーゼルが主流なのでガソリンエンジンの進化は遅々として進みません(笑)プレミアムガソリン指定で燃費は7~10km程度でしょうか。決して燃費の良いエンジンではありません。数字よりも低速トルク感が悪くなく、回してもそこそこ元気がよいので、家族車としてはギリギリOKでしょうか。本国に存在するターボエンジンが導入されればよいのですが、あれはマニュアルのみ。。。そういえば、フランス車の新しめのエンジンはプジョー207/308が採用している1.6リッターBMW製ガソリン(&ターボ)エンジンのみ。他は2リッターも3リッターも1.4リッターも古すぎます。ルノーに3.5リッターがありますが、これは日産製エンジン。ちょっと真面目にガソリンエンジンを開発しないとマズイですね、フランス車たちは。。。