グランセニックの足下

  グランセニックの運転席足下ですが、オートマということもあってフランス車にありがちな右ハンドル化によるペダル配置の違和感はありません。左足用のフットレスト周辺も広々としていて問題なし。ペダル自体は何の変哲もない樹脂製ですが、各ペダルのタッチは適切で軽過ぎもせず重過ぎもせず。一番嬉しいのはブレーキのタッチ。マイナーチェンジ前のメガーヌはブレーキの操作が難しく、いわゆる「カックンブレーキ」になりやすくて購入直後の慣れないうちは非常に戸惑いました。おまけに4速オートマが停止直前にセカンドからローにシフトダウンするものですから、エンジンブレーキが効く分ブレーキペダルを少し戻さなければならず、この微妙な操作に熟練を要しました(笑)。しかしマイナーチェンジ後のグランセニックはブレーキシステムが見直され、ごく自然なフィールになっていて安心しました。ブレーキそのものの剛性感が高いとか、よく効くとかいう印象はありませんが、全く意識せずともスムーズに止まれるようになったのは大きい進歩です。オートマの停止直前のシフトダウンもグランセニックでは気になりません。 scebrakepedal.jpg ドアシルにはおしゃれなデザインのアルミプレートが装着されています。アルミに四角い図形が並んでいるだけのデザインですが、こういうのが何ともしゃれていて乗り込むたびに嬉しくなります。やはりフランス車にはフランスの、ドイツ車にはドイツの気質や感性が表れているので輸入車に乗るのは楽しいのかも知れませんね。現在フランス車が2台ダブっているので、そのうちの1台をドイツとフランス以外の国の車に乗り換えるべく長期計画で画策中です。 scedoorsill.jpg