グランセニックのステアリング

メガーヌシリーズのマイナーチェンジによってグランセニックのステアリングシステムも変更になり、以前の「ゴムをねじるような」ステアリングフィールは随分自然なものになりました。 マイナーチェンジによりアルミ調リングが追加された本革巻きステアリング、車速感応型パワーステアリングにチルト&テレスコピック機能付きです。

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ステアリングコラム右側には、ワイパースイッチレバーとオーディオリモートコントロールが装備されています。ワイパーレバー先端にはオンボードコンピュータの操作スイッチも装備されています。

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ワイパーは雨滴感知式オートワイパーを備えており、オートワイパーの作動は私にはちょうど良い塩梅なので基本的にオートモードしか使用していません。ただメガーヌもそうなのですが、オートモードの状態でエンジンを切って再度エンジンを掛けると、ワイパーレバーはオート位置にあるもののオート機能は働きません。一度ワイパーをオフにして、再度オート位置に移動するとオンになります。そういう仕様ということなのですが、私の場合はエンジンのオンオフに関わらずレバー位置がオートならば何もしなくてもオートとして働いて欲しいものです。 →この記述は間違いで、ワイパーレバーをオート位置にしておけばエンジンのオンオフに関わらずオートワイパーが作動することを確認しました。 オーディオリモートコントロールボタンの使い勝手は最高です。フランス車は大抵この位置にリモコンボタンがついているのですが、ハンドルを回してもボタン位置が変わらないので非常に使い勝手がよいのです。完全にブラインドタッチできるボタン形状も好印象です。私の場合純正オーディオを外してディーラーオプションのパナソニック製AVナビを取り付けていますが、ディーラーオプションのキットの中にはステアリングスイッチエミュレータが含まれていて、リモコンボタンがキチンと使用できます。ボリュームアップダウン、再生一時停止、曲などの前後送り、メニュー呼び出しなどが可能です。 ステアリングコラム左側にはウィンカー・ライト操作レバーが装備されています。ウィンカーレバー先端の「AUTO」と書かれたボタンでオートライトのオン・オフを行います。

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オートライトの動作は極めて自然ですから、ワイパーと同じくこちらもオートライトに入れっぱなしで大丈夫です。欧州車には異様に早い時間にライトがついて消えてくれなかったり、曇りの日にトンネルに入ったが最後、トンネルから出てもなかなか消えてくれなかったりするケースがありますが、グランセニックのオートライトは日本の点灯文化に合わせて調整しているのか?と思わせるほどよくできています。フロント&リアフォグのオンオフもこのレバーで行います。ステアリングスイッチエミュレータの赤外線発光部がコラム左側に埋め込まれていて、ここからパナソニック製ナビに向かって信号を発する仕組みです。市販ナビでもステアリングスイッチを生かしてくれるのは非常に助かります。