EOSスポーツサス装着&ブレーキパッド交換
赤BORAさんのEOSに装着されていた走行距離わずか2000kmの日本純正スポーツサスを先日のオフ会で譲って頂いたのですが、本日イシカワエンジニアリングさんで装着してきました。
フロントショック(上がオリジナルで下がスポーツサス)
リアショック(上がオリジナルで下がスポーツサス)
正直ショックアブソーバーに見た目の違いは全くありません。石川氏によると「リアは間違いなく違うものだがフロントは同じものかも知れない」とのことでした。例のソフトがサーバーと通信不能になってしまったので、今やEOSの製造番号から確かめることもできません(^^;)
フロントスプリング(上がオリジナルで下がスポーツサス)
リアスプリング(上がオリジナルで下がスポーツサス)
スプリングは一目見て違いがわかります。スポーツサスの方がかなり短いです。
さて今回スポーツサス装着にあたり「スプリングトラベルリミッター」というVW純正パーツを取り寄せました。EOSのドイツ本国アクセサリカタログには「オリジナルホイールが16~17インチの車輌に18インチホイールを装着する際にはスプリングトラベルリミッターを装着する必要がある」と注意書きされています。18インチになるとホイールの重量がかなりあるのでフルにバンプしてしまう前に動きを止めてやろうというメーカーの保険のような部品です。石川氏曰く、「装着して害はないが、かといって絶対に必要なものでもない」ということでしたが、せっかく取り寄せたので取り付けて頂きました。不思議なことにこの部品は日本では純正部品として供給されていないようで、石川氏も初めて見たとのこと。今回はマニアックスさんにアメリカから取り寄せて頂きました。
こんな感じでショックアブソーバーに装着します。
取付完了後、アライメント調整をして頂きました。アライメントは「スポーツランニングギア/18インチ」の場合のVW指定値範囲にズバリ収まるように調整完了。感謝感謝。
さて肝心の交換効果ですが、まず驚いたのは乗り心地。硬くなることを覚悟していたのですが全然硬くなくてすごく乗り心地がよいですね。むしろノーマルサスよりも乗り心地が良いのでは??と錯覚してしまうほどです。もしかしたらノーマルサスに18インチホイールは文字通り少々荷が重かったのかもしれません。スポーツサスにして明らかにフラットで上質な乗り心地になりました。
次に操縦性ですが、コーナリングでのロールが明らかに小さくなっています。いつものカーブで以前よりハンドルの切り角も少なくて済むような感じです。これは早くワインディングに出かけなくては!またステアリング中立付近での神経質な感じが取れました(逆に言うと遊びが少し増えた)。これは恐らくアライメント調整の結果ではないかと思います。
最後に車高ですが、これは殆ど変化ありません。リアのダウン量は1センチ程度、フロントは1センチも落ちていません。見た目には「あっ落ちたな」と思ったのですが、計ってみると意外と落ちていないので驚きました。これは馴染んでくるともう少し落ちてくると思います。カタログ値ではノーマルサスとスポーツサスの車高差は1.5センチになっています。
これでやっと皆さんと同じ足回りになりました。日本仕様の足回りはこんなに快適なものだったんですね。PASSATの硬い硬いスポーツサスを想像していたのが良い意味で肩すかしを食らいました。また14000kmの足回りが赤BORAさんのご厚意で2000kmの足回りに若返りました。赤BORAさん、ありがとうございました!!!
さてサス交換のついでというわけではないですが、前後ブレーキパッドも交換して頂きました。純正パッドで既に鳴きが発生しているのと、大量に出るブレーキダストを軽減することが目的です。
今回選択したのはREDHEADさんが装着されたイシカワエンジニアリングさんオリジナルパッドiS1500改です。純正パッドと色が全然違いますね。
これは乗り出してみてすぐに「おっ」と思いました。もちろん磨り減っていたオリジナルパッドが新品パッドに変わった効果が大きいと思いますが、タッチそのものは純正から交換しても全く違和感のない自然なものです。まだハードなブレーキングをしていないので効きの方は評価しにくいのですが、少なくとも市街地を走った感想としては良く効きます。パッドについては山道を走ってみたり、ダストについて様子を見てから再度レポートしたいと思います。
さあ次はステンレスメッシュブレーキホースとショートシフトキット装着です!