ミシュラン vs ブリジストン タイヤインプレッション
私のイオスは、17インチ純正ホイール&235/45R17-97Vのコンチネンタル スポーツコンタクト2から、パサート2.0用16インチ純正ホイール&215/55R16-97Vのブリジストン トランザER300にインチダウンしています。
交換前 交換後
一方、私のパサートも17インチ純正ホイール&235/45R17-97VのブリジストンRE050から、パサート2.0用16インチ純正ホイール&215/55R16-97Vのミシュラン パイロットプライマシーにインチダウンしています。
交換前(上) 交換後(下)
それぞれインチダウン前後でタイヤサイズは完全に共通でホイールは全く同じものなのですが、どうもイオスに履かしているブリジストンのER300はタイヤが硬いように感じられ「ゴー」というタイヤノイズも大きく感じられました。一方でミシュランのパイロットプライマシーを履かせたパサートはスポーツサス標準なので多少硬さは残るものの、走行ノイズはER300より格段少なく、タイヤ自体の突き上げ感もソフトで大変好ましいものでした。恐らくER300の方がパイロットプライマシーよりもダンピングが効いたタイヤなのだと思います。実際、ER300のカタログには「重量級サルーン向け」と書かれています。
ということで、これを互いに交換してみたらどうなるのか??という興味から、両車のタイヤを入れ替えてみましたが、これが大正解!!
イオスのER300で感じていたタイヤの硬さやロードノイズは、パイロットプライマシーに交換することで感動的に改善しました。いままで「ゴー」と聞こえていたノイズが「コー」という音質に変わり、かつ音量も激減しています。タイヤの路面への当たりも優しくなり突き上げ感が減りました。思った以上の改善で大満足。
一方でパサートバリアントはパイロットプライマシーからER300に交換して乗り心地が悪くなるかと心配していましたが、これが不思議と問題なし。確かに硬い感じになって突き上げの角も少々きつくなりましたが、それでも不快なレベルにはほど遠い感じで全く問題ありません。やはりボディー剛性の違いなのでしょうか??
ボディー剛性といえば、パサートバリアントとイオスを比べるのも酷な話ですが、やはり身体に感じる剛性感はパサートの方が恐ろしく高いです。パサートでステアリングに振動を感じることは皆無なのですが、イオスでは結構ステアリングに振動が伝わってきます。特に下り坂の路面が荒れているときなどは顕著にボディーがシェイクしているような感じです。むろん以前乗っていた307CCに比べるとイオスの剛性感は格段に上ですが、クローズドボディーの剛性感と比べるとかなり落ちる感じですね。
ということで、剛性がより確保できているパサートに多少堅めのER300、剛性がどうしても弱くなるイオスには柔らかめのパイロットプライマシーという組み合わせがよいのかな?という想像です。