ホイール&タイヤ換装(インプレ編)

  結局ガラスコーティング5回やりました。その間、ホイールをビニールで養生する始末で、近所の方からは「あそこのご主人本当に車がお好きなのね」などと馬鹿にされているだろうと思いながらも頑張っております。 さて、BORBETの市販ホイールの場合、ボルトとホイールの接触面はテーパー形状(円錐形の一部)になっています。一方で純正ホイールは球面形状になっているために純正ボルトを流用することは出来ません。市販ホイールに付属してくるボルトを使用することになります。 こんな感じです。左が純正、右がホイール付属品。 bolt.JPG ですが純正ボルトはホイール1輪につき1個が盗難防止用ボルトになっていて、市販ホイール付属ボルトを使用すると防犯機能がなくなります。まあこんなホイールを盗む人はいませんが。 ということでMcgard購入。 LockBoltCone.jpgmacgord2.JPG イオスの適合は、 ネジ径(M14)Xピッチ(1.5)X全長(52.2)X首下(30) レンチサイズ(17mm) シート形状(テーパー) 種別(ボルト) 品番(MCG-37181) となります。たいていお取り寄せになると思います。 そして折角なので純正ボルトキャップも新品にしようということでマニアックスさんから入手。6角ボルト用16個、ロックボルト用4個です。Macgardにはロックボルト用を使用するわけですが純正ロックボルト用に作ってあってMacgardだと緩いです。両面テープで少し間を埋めて装着します。 boltcap1.JPGboltcap2.JPG 純正ボルトキャップはBORBET LSにも問題なく装着できました。 macgard1.JPG さて肝心のホイール&タイヤインプレです。あくまで主観的な感想です。 advansport1.JPGborbetwheel1.JPG まず乗り心地ですが、「想像より硬くない」とは言えますが絶対的なレベルとしては硬いです。以前の16インチの乗り心地は、車室の外で起こっていることは勝手にタイヤが処理していて乗員は揺れない船に乗っている感じでした。 18インチにしてすぐ思ったのは微振動を常に伝えてくるということです。路面の状況が悪いと微振動は大入力に変わって不快なレベルに達することもあります。屋根を閉めているとそれに伴って異音が発生します。 ただ振動にしても音にしても「想像よりは悪くない」感じです。18インチはもっともっとガチガチだと思っていましたが、意外とショックの角が取れているのと音はスポーツタイヤにしては優秀だと思います。このタイヤ、なかなか良いと思います。 そして運動性能ですが、これは私のような腕のない人間が何を言うの?っていう感じで、素晴らしいです。街中のカーブをヒョイと曲がるとき、高速道路、制動時、どれを取っても16インチとは比べものになりません。少々無理なことをしても泣きませんし、カーブ時のたわみ巾が小さくなったのでロールが少なくなったのと似た感じがします。またウェットグリップの高さは非常に運転していて安心できます。16インチのミシュランはウェットに少々弱かったので。 あと感心したのはむしろイオスのサスの出来の良さで、決して適正サイズとは言えない18インチを履いているにもかかわらず、足下がバタバタしている感じが全くありません。むかしV70 2.4T(標準16インチ)を17インチにインチアップしたとき、足がバタバタして純正スポーツサスを入れてやっと乗れるレベルになりました。同じVWでもパサートは少々硬すぎの感がありますが、このイオスはちょうど良い固さなのに18インチもキチンと履きこなして素晴らしいです。感心しました。 あとスタイリングですが、これはなかなか気に入っています。16インチだとタイヤサイドの高さがあったのでボテッとした感じですが、これが今風のスタイルになりました。ただ非スポーツサスなのでホイールハウスとタイヤの隙間が気になります。スポーツサスだともっと引き締まって見えるでしょうね。 stiling1.JPGstiling2.JPGstiling3.JPG 何とかツライチに収まっていませんでしょうか。 stiling4.JPGstiling5.JPG 結論ですが、私のお薦めはやはり17インチです。もちろん快適性なら絶対的に16インチですが、多少のスポーツ性も欲しいとなれば、いきなり18インチではなく17インチがベストバランスだと思います。今回履き替えた18インチですが、自分がデザインを気に入って自分の意志で交換実施したので、運動性と引き替えの不快感は我慢できますが、メーカー標準でこの18インチを押しつけられたとしたら絶対怒っていると思います。 さあ、あとはREVOだけです。