nuro光へ
NTT東日本のフレッツ光を利用してもう20年くらいになるでしょうか。この20年のあいだ、東京でも郊外にあるわが家周辺にはNTT東日本のフレッツ光しか来ておらず、他に選択肢はありませんでした。
最初はNTT東日本と直契約のフレッツ光、光コラボが登場してからは、ドコモ光、enひかり、OCN光と乗り換えてきました。これらは名前は違えどすべてNTT東日本のフレッツ網を利用しますから、違いはプロバイダだけ。最高通信速度は1Gbpsです(以下速度はすべて下り理論値)。
そこに去年の4月21日、やっと黒船がやってきました。nuro光です。nuro光には10Gbps、6Gbps、2Gbpsがありますが、わが家の近くまでやってきたのは2Gbpsのベーシックなもの。それでもフレッツ光に比べると下り2倍の速度です。
すぐに飛びつかなかった理由はふたつ。
ひとつは、nuro光から支給される光終端装置(ONU)兼ルーターの有線LANポートが1000BASE-T(1GbE)にしか対応していなかったから。せっかくの下り2Gbpsでも、このルーターで1Gbpsに制限されてしまうと意味がありません。
もうひとつは、NTTひかり電話からMNP移行するnuro光電話を使うためのテレフォニーアダプター(TA)の供給に長い納期が掛かること。そして屋外工事の待ち期間が数ヶ月と言われたこと。
ということで長らく忘れて放置していたところ、有線LANポートが2.5GbE、かつ無線LANが11ax(Wi-Fi6)に対応したONUルーターが必ず支給されるオプションがあることに遅まきながら気が付きました(新規申込時のみ選択できるオプション)。
これなら、下り2Gbpsの性能を最大限発揮でき、また現在NTTホームゲートウェイとは別にブリッジモードで設置しているWi-Fi6対応無線ルーターを省略することができます。
さっそくWEBから申し込み。工事完了まで3ヶ月は覚悟していたのですが、何と屋内工事は4日後、屋外工事も10日後くらいで予約が取れました。ネット上で飛び交っているnuro光の工事遅延情報は、相当改善されているようです。