SIGMA 24mm F3.5 DG DN / 45mm F2.8 DG DN

SIGMA fpにLeica Mマウントレンズを装着し、家内にマニュアルフォーカスをやらせてみたところ、とてもじゃないがピント合わせができない。そして「どうやってズームするの?」と、ピント合わせとズームの違いもわかっていない(笑) これでは入口から写真を撮るのが嫌になってしまいそうです。


そこで(今までの部分すべて購入の言い訳です、笑)SIGMA fpでオートフォーカスができるレンズを2本購入しました。

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L-MOUNTアライアンスの中では一番小型軽量の24mmと45mm、それぞれ220g前後。

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24mm(2021年1月22日発売)は旅行で建物や風景を撮るのに使いやすい焦点距離、45mm(2019年 7月26日発売)は少し注目したいときの標準レンズ。

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フルサイズ+単焦点レンズで撮る写真がズームコンデジといかに違うのか、家内が写真にはまってくれると嬉しく思います。

さっそく24mm F3.5 DG DNと45mm F2.8 DG DNをSIGMA fpに装着

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とても質感の高いレンズです。

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特筆すべきは両者の最短撮影距離。45mm F2.8 DG DNは24cmでフード先端から約15cmまで寄れます。最大撮影倍率は1/4。そして24mm F3.5 DG DNはなんと10.8cmでフード先端から1cm、最短撮影倍率は1/2、いわゆるハーフマクロです。フードに触れるか触れないかの距離から無限遠までのオートフォーカスは初心者にもベテランにもとても優しく、例えば料理が趣味の方などはレンズをつけたままキッチンに置きっぱなしが吉。この24mmを買うだけで撮影の世界がとても広がります。

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一方の45mm F2.8 DG DNはメーカーが「球面収差を少し残してボケにこだわった」というレンズ。開放ではソフトフォーカス気味、絞ればキリッとするオールドレンズ的風合い。SIGMA、おもしろいですね~

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非常に単期間のうちにSIGMAファンになりまして(所要期間5日)、とうとうアパレルを買うところまで行ってしまいました(笑)

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ひとつにSIGMA本社がうちから車で10分以内のところにあるという親近感。そしてもう一つ、これが大きいのですが、SIGMAのYouTube配信や新製品発表会に現れる山木社長がとてもユーモアあふれ、人懐っこく、人間味があり、常に顧客の方を向いていると感じられるところです。例えばSONYの製品は誰が作っているのかわかりませんが、SIGMAの製品は誰が作っているのかよくわかる。この社長さんの人間性が社員の方々に伝播し、SIGMAという会社全体の自由な発想や独自性に大いに影響していると感じます(もちろん昔からそういう社風なのでしょうが)。私が就活生ならとても入りたい会社(笑)
このアパレルは福島の会津工場から送られてきましたが、Tシャツとパーカーを段ボールの箱に入れて、緩衝材たっぷりで送ってくるのは精密機器メーカーならでは(笑)

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