四国化成マイポートNEO Y合掌タイプができるまで

我が家の新しいカーポートが完成しました。ネット上に情報が少ないので、見積から工事竣工までの流れを記録に残したいと思います。四国化成マイポートNEO Y合掌タイプ MYNRYE-K5560MB ・延高 MYNRYE ・熱線吸収ポリカ板 K ・間口 5,512 mm 55 ・奥行 6,000 mm 60 ・木調カラーマロンブラウン MB 定価（税別）本体 1,225,200円+延高仕様 23,200円=合計 ‭1,248,400‬円

7月3日　完成

4月24日　4社同時に問い合わせ

駐車場の屋根(カーポート)を付け替える商談を4社同時に投げかけたのが4月24日。4社とも現地下見にやってきて、見積が揃ったのは5月18日、コロナの影響もあり、通常よりも時間が掛かったようです。

5月23日　契約完了

見積が揃ったあと、全社に「カーポートメーカーが指定する基礎の仕様を見積書に明記し、それを遵守して施行すること」を求めたところ、4社中安い方から2社（ネット広告で必ず出てくる会社）が離脱。悪びれることもなく「（オーバースペックな）メーカーの基礎仕様には対応できない」と。エクステリア業界のあるあるです。契約したのは高い方から2社目の地元のエクステリア会社、最安値に比べて1.3倍でしたが、メーカー指定通りの基礎仕様を最初から見積に入れてきた外構業者さんです。ちなみに最安値と最高値には2倍弱の価格差がありました。

6月18日　着工

屋根カバーにマロンブラウン(注文生産)を指定したのでメーカー納期が約一ヶ月掛かりました。私よりずっと高齢の職人さん二人により、まずは20年間風雨に耐えたカーポートがあっという間に解体されました。元の支柱は抜くのではなくカットして、折り畳んで地中に隠します。

6月20日　基礎工事スタート

丸一日掛けてカーポート基礎部分の土間コンをはつる結構大変な作業。これがメーカー指定の基礎サイズですが、確かにメーカー指定通りに施工する業者が少ないのも頷けるオーバースペックです。

6月23日　基礎掘削

コマツのPC18MR後方小旋回機が投入され掘削作業。斫ったコンリートガラと砕石で1回、掘った土で1回、2トンダンプで排出されました。疑り深い私は、キレイに砕石が敷かれた穴のサイズを測りましたが、カーポートメーカー指定サイズピッタリでした(^^)

6月24日　基礎配筋＆土間コン投入

今日は掘った穴（1800×2000×750mm）にD13@200（13mm径鉄筋を200mmメッシュで配筋）を組んで、深さ500mmのラインまで生コンを投入、これがカーポート支柱の土台になります。駐車場土間コンに入っている鉄筋は6mmなので、その倍以上の太さで頑丈そう(^^) 事前に判明していた雨水管が出てきましたが、的確に対処されています。

6月26日　主柱の位置出し、基礎コンクリート投入

基礎の土間コンを丸2日養生し、今日はいよいよ最も重要な主柱の位置出し鉛直出し。慎重に位置が決められ固定、そこにミキサー車が3立米のコンリートを流し込んで行きました。今回のカーポート、支柱がこの2本しかありません。それを巨大な基礎で支える構造です。最後の表面仕上げのために、コンクリートは3cmほど低く打たれています。

6月27日　主翼取り付け

スチールのウィング型剛性体にアルミの主翼を取り付けて棟上げ。それに肋骨がつきました。

6月29日　屋根葺き

一日がかりで屋根葺き。うちの工事に入って12日目、そんなに時間を掛けて採算は大丈夫かと心配になりますが、今回の職人さんはとにかく急ぎません。自分のペースを崩すとミスや横着が出てしまうからだそうです。こちらももちろん急かしません。基礎のコンリート表面仕上げを後日に持ち越しました。

6月30日　基礎表面仕上げ

基礎表面に仕上げ用コンクリートが丁寧に施工されました。

7月3日　完成

基礎の仕上げコンクリートもほぼ乾き、ようやくカーポートの工事が終わりました。ひと月くらいは車のタイヤで仕上げ部分を踏まないよう、Amazonで買ったトラテープで養生。

問い合わせから2ヶ月と10日、着工から15日で、四国化成マイポートNEO Y合掌タイプが完成しました。中央の2本の支柱のみで支える大きな屋根は、とても駐車がしやすく、敷地を有効に活用できます。またメーカー指定の基礎通りに施工されているのと、ベテラン職人さん達の丁寧な仕事ぶりで、とても安心できる工事内容でした。　