60A⇒10KVA
今まで持っていなかったものを持つということには色んな準備が必要です。
電気自動車を持つためには当然ながら充電設備がいるわけですが、、、、
うちは今まで東京電力の従量電灯B契約でMAXの60Aだったのですが、
smartの充電で14~15A程度使うとピーク時間帯に遮断機が落ちます(>_<)
写真左が東電所有の遮断機60A
従量電灯Bのままでは60AがMAXなので従量電灯Cに変更します。
一般家庭には普通は単相200Vの電気が引き込まれています。エアコンや今回の自動車充電器など200Vを要する電気機器はそのまま200Vを使用しますが、各部屋のコンセントなどには200Vを100V二系統に分配して供給します。我が家のメインブレーカーはたまたま50A(上の写真右)が設置されていました。この50Aブレーカーは二つに分配された100V系統それぞれを50Aに制限するものですから50A×2=100Aを使用できるようになります。
東電遮断機60Aを取り去ると50A×2が使えるようになります。従量電灯Cの10KVA契約です。例えばこの50Aブレーカーを40Aに付け替えると8KVA契約にすることもできます(従量電灯Cは最低6KVA契約)。
今までは自動車充電器が15A使うと残りは45Aでした。
これからは自動車充電器が15A使うと二つの系統それぞれに7.5Aずつが流れ、それぞれがMAX50Aですから42.5Aずつ、合計で85A使えるという計算です。二つの系統はほぼ同じくらいの電力を使うと思われる場所にバランスよく配電されていますから、これで充電中にブレーカーが落ちることはまずなくなると思われます。なお、ブレーカー工事だけでなく東電の引込線およびメーターも変更になるそうです。