純正RECARO装着(運転席)

  昨日英国から届いた純正RECAROの運転席側(左座席)を早速装着。昨晩のうちに分解して各部の点検と清掃を済ませてあります。 純正シートのベースフレームは、センターコンソールに向かって斜めにオフセットしています。 後付けシートレールで30mmほど窓側に寄ってしまうのはこのせい。RECAROアダプターでもオフセットしますね。 訂正:RECARO ADAPTERを使用するとオフセットしません!! 左:RECARO                                右:オリジナル ebayrecaro03.JPGebayrecaro04.JPG オリジナルのシートレールを純正RECAROに移植するためにシートから外します。 純正RECARO左座席は、英国仕様のために本来助手席用です。よって、運転席だけに装備されている、シートポジションセンサースイッチ(シートレールに内蔵)とシートベルト装着センサースイッチ(シートベルトキャッチ部に内蔵)用のハーネスが付いていません。なのでハーネスもオリジナルのシートから取り外して移植します。ちょっとした「いちびり」で、シートベルト装着センサースイッチを壊してしまったのは内緒(^^;) ebayrecaro06.JPG これがシートレールに装着されているシートポジションセンサースイッチ。シートがかなり前方までスライドされているときにスイッチONとなり、エアバッグの開き方をおとなしくするそうです。まず普通の大人ならば、このスイッチがONになるポジションには座らないと思われるので、仮に市販のシートレールに交換する場合でも、オリジナルのシートレールから外して転がしておく(スイッチOFFの状態)だけで大丈夫です。今回はオリジナルのシートレールを使いますので、このスイッチは正規の位置に装着されています。 ebayrecaro05.JPG 今回は純正RECAROに内蔵されているサイドエアバッグを生かしたかったのですが、オリジナルシートのサイドエアバッグハーネスはケーブル3本、RECAROシートのサイドエアバッグハーネスはケーブル2本と、数が違いました。エアバッグコントロールユニット自体も異なるようなので、変な動きをしないように殺します。アンチサブマリンエアバッグもRECAROには装着されませんので、サイド、アンチサブマリンともに、RECAROシートアダプターに付属していた抵抗をハンダ付けしました。どうか事故に遭いませぬように。。。 ebayrecaro07.JPG 写真は撮っていませんが、このあとオリジナルシートレールをRECAROシートのベースフレームにボルトオンし、ウォークイン機能用ケーブルを接続し、ハーネス類をクランプし、そしてこれもebay.ukで手に入れた新品座面を装着し、車両に固定して完成。 ebayrecaro08.JPGebayrecaro09.JPG さて、装着してすぐに埼玉まで仕事ドライブ。往路30kmほどでの感想は、 ・ポジションは下がらない。 ・ステアリングに対するオフセットはない。 ・椅子が違うだけで違うクルマに乗っているみたい。 ・シートバックが硬い(笑)、そして腰が痛い。女房に座らせたら「助手席はやめてくれ」(爆) ・座面の前後長が長い(これは、みんカラで東次さんが指摘されていました)。 ポジション調整後、復路30kmでの感想は、 ・慣れてきた(笑)、違和感がなくなってきてる。 ・身体の拘束感は、それほどでもない。コンフォート系シート。 ・腰の痛みはポジション調整で減った。でもランバーサポートクッションが欲しい。 という感じです。 そもそもオリジナルシートに何の不満もないどころか、すごく気に入っていたので、まだ慣れていない今は多少厳しい評価になります。 でも、ドアを開けるたびに見えるブラック&イエローのRECAROには何ものにも代え難い満足感あり。 ebayrecaro10.JPGebayrecaro11.JPG さて、今週末は助手席移植にトライ。助手席は純正RECAROのフレーム自体が相当の損傷を受けているので超難関。普通の方法では取り付け出来ませんので、裏の手を仕込みました(^_^)