純正RECARO装着(運転席)
昨日英国から届いた純正RECAROの運転席側(左座席)を早速装着。昨晩のうちに分解して各部の点検と清掃を済ませてあります。
純正シートのベースフレームは、センターコンソールに向かって斜めにオフセットしています。
後付けシートレールで30mmほど窓側に寄ってしまうのはこのせい。RECAROアダプターでもオフセットしますね。 訂正:RECARO ADAPTERを使用するとオフセットしません!!
左:RECARO 右:オリジナル
オリジナルのシートレールを純正RECAROに移植するためにシートから外します。
純正RECARO左座席は、英国仕様のために本来助手席用です。よって、運転席だけに装備されている、シートポジションセンサースイッチ(シートレールに内蔵)とシートベルト装着センサースイッチ(シートベルトキャッチ部に内蔵)用のハーネスが付いていません。なのでハーネスもオリジナルのシートから取り外して移植します。ちょっとした「いちびり」で、シートベルト装着センサースイッチを壊してしまったのは内緒(^^;)
これがシートレールに装着されているシートポジションセンサースイッチ。シートがかなり前方までスライドされているときにスイッチONとなり、エアバッグの開き方をおとなしくするそうです。まず普通の大人ならば、このスイッチがONになるポジションには座らないと思われるので、仮に市販のシートレールに交換する場合でも、オリジナルのシートレールから外して転がしておく(スイッチOFFの状態)だけで大丈夫です。今回はオリジナルのシートレールを使いますので、このスイッチは正規の位置に装着されています。
今回は純正RECAROに内蔵されているサイドエアバッグを生かしたかったのですが、オリジナルシートのサイドエアバッグハーネスはケーブル3本、RECAROシートのサイドエアバッグハーネスはケーブル2本と、数が違いました。エアバッグコントロールユニット自体も異なるようなので、変な動きをしないように殺します。アンチサブマリンエアバッグもRECAROには装着されませんので、サイド、アンチサブマリンともに、RECAROシートアダプターに付属していた抵抗をハンダ付けしました。どうか事故に遭いませぬように。。。
写真は撮っていませんが、このあとオリジナルシートレールをRECAROシートのベースフレームにボルトオンし、ウォークイン機能用ケーブルを接続し、ハーネス類をクランプし、そしてこれもebay.ukで手に入れた新品座面を装着し、車両に固定して完成。
さて、装着してすぐに埼玉まで仕事ドライブ。往路30kmほどでの感想は、
・ポジションは下がらない。
・ステアリングに対するオフセットはない。
・椅子が違うだけで違うクルマに乗っているみたい。
・シートバックが硬い(笑)、そして腰が痛い。女房に座らせたら「助手席はやめてくれ」(爆)
・座面の前後長が長い(これは、みんカラで東次さんが指摘されていました)。
ポジション調整後、復路30kmでの感想は、
・慣れてきた(笑)、違和感がなくなってきてる。
・身体の拘束感は、それほどでもない。コンフォート系シート。
・腰の痛みはポジション調整で減った。でもランバーサポートクッションが欲しい。
という感じです。
そもそもオリジナルシートに何の不満もないどころか、すごく気に入っていたので、まだ慣れていない今は多少厳しい評価になります。
でも、ドアを開けるたびに見えるブラック&イエローのRECAROには何ものにも代え難い満足感あり。
さて、今週末は助手席移植にトライ。助手席は純正RECAROのフレーム自体が相当の損傷を受けているので超難関。普通の方法では取り付け出来ませんので、裏の手を仕込みました(^_^)