BEWITH ミラーメディアMM-1装着

オーディオカテゴリにするか電装品カテゴリにするか迷うところですが、一応ミュージックプレイヤーということでオーディオカテゴリにしました。 先日ヤフオクでゲットしたBEWITH ミラーメディアMM-1。モニター内蔵ミラーの形をしたメモリーオーディオプレイヤーという斬新な製品です。

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購入の動機は、以前装着していた中国製の 8,800円ミラーモニターから発射される高周波によってEOSのレインセンサーが誤作動していたこと。普通、ミラーメディアはオーディオプレイヤーとして買われることが多いと思いますが、私は高品質なモニター付きミラーとして購入しました。とはいえ、車載しているiPodの音質は今ひとつで、CDは一々取り替えるのが面倒なので、CFカード(4GBまでしか対応していませんが)に非圧縮のWAVでアルバム5~7枚くらい格納して連続演奏できるミラーメディアの利便性には惹かれるモノがあります。 さてさて早速取りかかります。朝8時から始めて終わったのは夜7時(笑)。左の写真が作業開始、右の写真が配線完了。あまり見分けはつきませんが(笑)今日は精神的に写真を撮る余裕がありませんでした。雨もしとしと降ってましたし。。。

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今日実施したことは、まず既存配線の整理。以前引いたバッ直常時電源からリレーを使ってACC電源を取り出し、あらゆる電装機器に分配しました。既存配線は色んなところで色んな分岐をしていて、自分がやっておいてなんですが超複雑。それを全て撤去してやり直しました。この時点で結構な疲れ。。。 気力を振り絞ってミラーメディアの取付です。一番苦労したのは、スマートインターフェイスというハイダウェイユニットの置き場です。運転席下は地デジチューナー、助手席下はパワーアンプが占領しているためNG。助手席前方一番奥の防音材の裏にスペースを見つけて結構無理矢理入れました。 ミラーメディアの接続方法は色々ある(純正システムでもスピーカーケーブルを使って接続できます)のですが、私の場合AVナビのAUXにLINE-INすることにしました。本来であればAVナビのLINE-OUTをミラーメディアのLINE-INに接続し、ミラーメディアのLINE-OUTをアンプに入れるのが正攻法ですが(更にはミラーメディアのデジタルアウトをプロセッサーに入れてからアンプに入れるのが理想ですが金銭的スペース的にNGなので考慮せず)その場合、2chの出力になってしまって分岐しないとアンプ(4ch)に入れられません。またその場合、AVナビのボリュームとミラーメディアのボリュームは別々に操作しなければなりません。AVナビのAUXに入れれば、ボリュームはナビでコントロールできますし、アンプにもナビから4chのLINE-OUTで出るので、ミラーメディアをナビの一つのソースのように扱えます。音質よりも利便性を優先しました。一応接続にはオーディオテクニカの中級RCAケーブルAT7324を使用。 ただしAVナビ(ALPINE VIE-X07)にはAUXが1系統しかなく、既にここには地デジの音声が入力されています。なので、この地デジ音声を一旦ミラーメディアのLINE-INに入力し、ミラーメディアのLINE-OUTをナビのAUXに入力しました。こうすることによって、ミラーメディアのREMOTE-INに12Vが流れているときには地デジ音声、流れていないときにはミラーメディア音声をAUXに出力してくれます(スイッチで制御)。 次に映像の配線です。バックカメラの映像ケーブルをオーディオテクニカのビデオデバイダーAT-VDS14を使用して3系統に分配します。うち2系統は、それぞれミラーメディアとナビのバックカメラ入力へ接続します。ギアをバックに入れるとナビとミラーモニターの両方がバック映像になります。なぜ両方に入力したかというと、ALPINE VIE-X07の起動が異様に遅いので、エンジン始動直後でもミラーモニターでバック映像を確認できるようにしたかったからです。残りの1系統はオートAVセレクターAVS414の入力1に接続します。AVS414には入力1、入力2、カメラ入力の3系統の入力端子があり、通常は入力1の映像を優先、入力2の映像信号を感知すると自動で入力2に切替、更にリバース信号線に12Vが流れるとカメラ入力の映像を最優先で出力します。入力2にはナビのリアモニター出力を接続し、カメラ入力にはサイドカメラからの映像を接続します。これによりミラーモニターに出力される映像は下記の通りとなります。 (1)通常はバック映像が映ります。 (2)ナビからリアモニター出力がある場合(DTVとDVDのみ)そのソース映像が(1)に優先して映ります。 (3)スイッチによりAVS414のリバース信号線に12Vを流すと(1)(2)に優先してサイドカメラ映像が映ります。 (4)ギアをバックに入れると(1)(2)(3)に優先してバックカメラの画像が映ります。 (1)~(3)はAVS414で実現、(4)はミラーメディアで実現しています。 さて装着した感想ですが、ミラー内蔵モニターの画質が非常に良いです。中国製モニターの画質とは比べるべくもありません。またバックミラーとしても高品質です。ミラーモニターはミラー性能を優先させるとモニター画面が見にくくなり、モニターの見やすさを優先させるとバックミラーとしての機能を損なうことが多いのですが、このミラーメディアはそれを見事に両立しています。非常に満足度が高いです。またミラーメディアのリモコンは既に装着しているロータリーコマンダー&ALCONに記憶させることができるので、よく使う機能はロータリーコマンダーに登録しました。ALCONの発光部がミラーの目の前にあるので感度もバッチリです。

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音質ですが、私の接続方法ではCDと同程度かなという感じです。iPodとミラーメディアを同じWAVで比べると明らかにミラーメディアの勝ちです。CDを入れ替える手間の掛からないCDチェンジャーとして非常に利用価値が高いと思います。CFカードは小さいので持ち運びにも便利だし、4GBのCFカードは現在非常に安くなっている(1枚1千円~)ので何枚でも気軽に作ることができます。 あとは、kaishi先生にお願いしているスイッチ2個を接続すれば完成。シフト前のTPMSスイッチをAVS414リバース信号線12Vのオンオフに使用し、ミラーメディアにサイドカメラ映像を写すかどうかの選択スイッチとします。同じくWスイッチ(ウィンターモードスイッチ)をミラーメディアのREMOTE-IN信号12Vオンオフに使用し、ナビのAUXに地デジ音声を入れるかミラーメディア音声を入れるかの選択スイッチとします。kaishi先生、宜しくお願い致しますm(_ _)m p.s.大事なことを書き忘れました。ミラーメディアではレインセンサーは誤作動しませんでした(笑)