レインライトセンサー(RLS)の設定変更

 

VAG-COMでレインセンサー/ライトセンサー(RLS)の機能を設定できるということでやってみました。

PASSATのRLS P.NO 1K0955559T 設定値 00208933

EOSのRLS   P.NO 1K0955559AB 設定値 00208933

最後のアルファベットは異なるものの、PASSATもEOSもGOLF V(1K)用のRLSを流用しているようです。どちらも設定値(コーディング)は「00208933」で共通でした。

00208933は十進数(DEC)のままでは意味をなしません。16進数(HEX)に変換すると00208933(DEC)=33025(HEX) となり、

最初の一桁:+1=Highway Light ON +2=Rain Light ON +4=Rain Closing ON

      つまり3であればHighway Light/Rain Light がONの状態ということになります。

次の 二桁:Light sensor correction value 30(HEX)=48%(DEC)

最後の二桁:Rain sensor correction value 25(HEX)=37%(DEC)

注)上記の赤字部分はお節介さんからのご指摘で修正しました。

さてPASSATもEOSもそうなんですが、昼間でもオートライト状態で時速140キロ以上で10秒以上走るとライトが勝手に点きますよね。その後時速65キロ以下で150秒も走らないと消えません。また降雨時にオートライトにしていると、連続してワイパーが作動するような雨の場合、昼間でもライトが点きますよね。この二つの機能は個人的に煩わしく思っていました。なのでHighway LightとRain Lightはオフにします。一方で標準状態で設定されていないRain Closing機能ですが、これは雨が降ってきたら勝手に窓を閉めてくれる機能らしいです。窓の閉め忘れにも効くという噂(未確認)なのでこれはONにします。

次にLight sensor correction valueとRain sensor correction valueですが、Light sensorの数値を色々変えてみましたが、夜だと0%でも99%でも何の違いもなく、日本仕様のPASSATと欧州仕様のEOSが同じ値であるということを考慮して標準状態を維持することにしました。

よって決まったコーディングは 43025(HEX)です。VAG-COMで車輌に書き込むコードは十進数なので、43025(HEX)を十進数に変換して00274469(DEC)を車輌に送り込みます。

一応これで、

Highway Light OFF

Rain Light OFF

Rain Closing ON

と設定できたはずですが、試していないので成功したかどうかはわかりません。今度高速道路を走るときや雨の日に試してみたいと思います。